沙羅の花(夏椿)の季節となりました

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   この版画のはがきは田中賢先生からいただいたものです。

毎年、この季節には額に入れ掛けて楽しみます。

五弁の白い花が上向きに開き縁は少しギザギザの切れ目がある。

白とはいうも半透明にも見える花は薄い水色で表現され、さすが版画家

の本骨張としたところ。

花は一夜にして落下することからインドの沙羅双樹に目立てたという。

この「白い小屋」は?

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朝5km散歩する。

今朝は適当な湿度のある空気で深呼吸が気持ちいい。

日に日に緑が深まって一年で一番良い季節を迎える。

 

全体の大きさといい、高さといい、また庇の出もすべてgood。

畑の片隅にポツンと誰かが置き忘れたような白いメルヘンの世界。

       こんな散歩道は楽しみにあふれている。

『ペルソナ』受け取りました。

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4月20日、鬼海弘雄さんのペルソナシリーズの最終章を送ってくれました。 

彼は浅草の町を舞台とし、40年以上も一人一人の個性豊かな存在感を撮り続けて、

2004年『ペルソナ』で土門拳賞、日本写真協会年度賞など受賞した写真家です。

以前、白岩の自宅にも来て犬と散歩をし,のんびり1週間過ごし帰って行かれました。

私には、学生時代同じアパートに住んでいた友人(先輩)です。

出版は本年7月末を予定しています

趣  意  書

この度、幾度か益田を訪れ、益田において亡くなった歴史上の画聖「雪舟」の紀行を原稿用紙  420枚に書き残された橋本升治氏の原稿を本にして出版することを企画しました。

今年が「雪舟」生誕600年の節目の年であり、この機会に「雪舟」と益田市との史実関係をもっと世間の人達に知っていただきたく、この原稿を取り上げ本にすることにしました。出版に関しては賛同人を募り、勝手ながら出版費用の一部を負担していただくこととしました(賛同者の方には出版本3冊を贈呈で1万円とさせていただきます)。

なにとぞ趣意にご賛同、ご協力いただきますよう、宜しくお願い申し上げます。

                      令和2年弥生  敬白

     本の題名 

     『半夏生(はんげしょう) 

  ~ 画聖 ・ 雪舟の生涯 ~

著者 橋本升治の略歴

1933年 益田市小浜町生まれ

1955年 北九州大学卒業 上京

     広告会社等にコピーライターとして勤務

1989年 退社 フリーライターとなる。英国、アイルランドを中心に遊学

2007年 早稲田大学大学院修了(74歳)

2008年 益田に帰郷し在住、執筆活動に入る

    一貫して益田の発展を願い活動する

2020年 2ヶ月半の闘病生活の後、1月15日鬼籍に入る 享年88歳

出版著書

2011年 『いまのままでええんかね』 山陰中央新報いわみ開発

2014年 『流人人麻呂』 朝日新聞出版

2018年 『信じられず候』 文芸社

        「半夏生」を出版する会 代表 篠原 亨

     連絡先  小さなギャラリーうつわ(℡ 22-1162)

庭の牡丹が咲きました。

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                           桜が終わり新緑の季節に移る今の庭のようすです。

昨日、以前お花を一緒に習っていた仲間が3人来てくれました。

昔話に花が咲き、山菜天ぷら、竹の子などを楽しみました。

       「あの頃は、いつやめようか」と思いながら通い・・・

       「でも、今は続けてきて本当に良かったと思うんョ」とみんな賛同・・・

再会を約束し、新型コロナウイルスにかからんことを祈りつつ終えました。

しろばな イカリソウ(錨草)

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事務所の窓から見える裏山の椿の樹下に今年も咲いた。

薄緑色の葉はハートを細長くしたカタチ。

その葉の周りには腺毛があり、独特の表状でかわいく美しい。

以前、隠岐西ノ島町の焼火神社本殿(国重要文化財)の

改修を見に行った。その時、しろばなイカリソウの群生しているのが

記憶にある。今頃の季節であったのだろう。

誰がこの花を錨に見立てて名付けたのだろうか?